• 発表1
    • 「『地続きの人類学』に向けて:報告書作成をめぐるフィールドの人たちとのやりとりを中心にから」
    • 浮ヶ谷幸代氏(立教大学他非常勤講師)
    • 要旨
       2006年8月から9月にかけて一ヶ月間、北海道浦河赤十字病院精神科(病棟、外 来、デイケア)を中心にフィールド調査を行ってきた。その後、報告書作成にあ たり調査倫理や研究倫理をめぐってフィールドの人たちとやりとりを行ってきた が、フィールドとこれまでどのように関わってきたか、そしてこれからどのよう に関わっていくかについて報告する。こうした経緯から見えてきたのは、人類学 研究とフィールドでの人類学の「貢献」とは、そもそも分けて捉えられるものな のかという問いである。むしろ、その二つのスタンスがいかに交叉しているかを 検討し、その交叉する位置から「地続きの人類学」の可能性をさぐってみたい。
    • 関連業績
      • 2007 浮ヶ谷幸代・井口高志編『病いと〈つながり〉の場の民族誌』明石書店
      • 2004a『病気だけど病気ではない:糖尿病とともに生きる生活世界』誠信書房
      • 2004b 近藤英俊・浮ヶ谷幸代編『現代医療の民族誌』明石書店